<ラインナップ> 1547年 松平竹千代(徳川家康)が三河で織田氏の人質になる。 1549年 竹千代、今度は今川氏の人質となる。 この年フランシスコ・ザビエル来日。キリスト教を伝える。 京では、13代将軍足利義輝が京から追放。三好長慶が政権を握る。 1551年 周防では、8月大内義隆が倒され大内氏滅亡。 長尾景虎(上杉謙信)が越後を統一。戦闘態勢を整えて政景に圧力をかける。 <内容> 1547年。松平竹千代、のちの徳川家康は、6歳で織田氏の人質となり、2年後には今川氏の人質となって、幼少から青年期を過ごす。実はこの人質時代が、家康を優秀な戦国武将にしたといわれている。果たしてどのような生活をしていたのか。九州には、鉄砲に続いて、キリスト教がポルトガルから伝えられる。宣教師ザビエルはなぜはるばる日本にやって来たのか。各地で布教活動を行ったザビエルがみた日本と日本人とは。ザビエルが訪れた京ではクーデターが起こり、13代将軍足利義輝に代わって三好長慶という武将が政権を掌握。最近では、この三好長慶こそが、織田信長に先立つ最初の「天下人」とされている。その理由とは。そして越後では、長尾景虎、のちの上杉謙信が内乱を抑え、統一を果たす。そのころ、隣国の信濃に武田晴信、のちの信玄が攻め込んできていた。