<ラインナップ> ●707年 第42代文武天皇が25歳で崩御・母が第43代元明天皇即位 ●710年 平城京遷都 以降、奈良時代へ ●712年 「古事記」完成 ●717年 第9回 「遣唐使」を派遣し、平城京はシルクロードの東の終着点に 飛鳥時代から奈良時代に移り変わる707年から717年を詳しく紹介。710年に平城京へと遷都。それは、藤原京への遷都からわずか16年での遷都となるが、なぜ短期間での遷都になったのか、その謎に迫り、当時の平城京の様子をCGを交え詳しく紹介。また、この時代は、天皇の継承が、子から母へ、母から娘へと、日本の歴史上極めて珍しい継承が行われる。そこには、藤原不比等の思惑があったと考えれるが、その思惑とは何だったのか。そして、飛鳥時代から奈良時代は16代中8代が女性天皇。なぜ、女性天皇が多いのか、その理由に迫る。さらに、8世紀、平城京はシルクロードの終着点と呼ばれるほど国際化の波を受けた時代。平城京に見られる世界の文化の影響を紹介する。