野球部を引退した滝川雄亮(那須雄登)が加入し、部員が増えた『学園防衛部』。部長の真中大成(岩﨑大昇)は、この調子で早急に部員を集め、なんとか『学園防衛部』の廃部を回避したいと考える。 そんな中、五星学園内で女子生徒の和田梓(栗原桃花)が髪を切りつけられる事件が起きる。「うぬぼれ女に天罰を下す」というSNSの書き込みを実行に移したのは“黒髪の花”という人物。被害に遭った梓の「変なバケモノ」という証言から、大成は魔人の仕業だと確信する。 「犯人を知っている」というバスケ部の土門龍平(佐藤龍我)に話を聞きに行った大成と雄亮。襲われた梓、相沢美菜(吉田伶香)、そしてダンス部の三島純加(新條由芽)が、学園一の人気者でダンス部の森村直哉(藤井直樹)に思いを寄せているということ、しかし直哉はこれまでにどんなに告白されても誰とも付き合ったことがなく、それは妹の花(箭内夢菜)と仲が良すぎるがゆえではないか、という話を聞き、“黒髪の花”の正体は花なのではないかと疑い…? しかしそんな大成と雄亮の疑念を、花は真っ向から否定。二年生の桜井一嘉(金指一世)も「誰かが花を犯人にしようとしてる」と、親友の花をかばうのだった。 それならば、と直哉を『学園防衛部』に誘おうとする大成だったが、案の定玉砕。その矢先、2人目の女子生徒が髪を切られる! 悲鳴を聞きつけた大成と雄亮はアカヒーローとアオヒーローに変身し、ついに“黒髪魔人”と対峙。しかし攻撃に手も足も出なかった2人に、「あの人は誰にも渡さない」という言葉を残し、“黒髪魔人”は姿を消してしまう。 そしてその様子の一部始終を見ていた生徒会長の大浦飛馬(浮所飛貴)は、不敵な笑みを浮かべ…?