家出して岡倉家に身を寄せた五月(泉ピン子)に、大吉(宇津井健)は、しばらくゆっくりすればいいと寛容だが、五月は久子(沢田雅美)がいる限り“幸楽”に帰るつもりはないと断言。その頃“幸楽”では、食事の支度や店の仕事などすべてのことが滞り、愛(吉村涼)と眞(えなりかずき)は事態の深刻さを実感する。ただ当の久子だけは、五月がいなくなって清々したと笑顔を振りまいていた。