いよいよ、眞(えなりかずき)の大学入試が目前に迫ってきた。五月(泉ピン子)たちは一浪した眞がなんとか合格するよう祈るばかりだが、キミ(赤木春恵)は「落ちてくれれば幸楽の跡継ぎが決まるだけだ」と素っ気ない。一方、大吉(藤岡琢也)も眞のことが気がかりでしかたなかった。試験当日の弁当は自分が作ると大吉は意気込み、タキ(野村昭子)や壮太(長谷川純)も手伝って豪華な折り詰めを作る。その頃、文子(中田喜子)の長男・望(冨田真之介)も同じく東大を目指して、センター試験に臨んでいた。