桂木(小澤征悦)は、さくら(高野志穂)にロバートとの出会いから別れまでを思い出させる。桂木が考えた荒療治である。ロバートとのことを味わいつくしたさくらは、さらに気持ちの整理をつけるために祖父の思い出の地、白川郷へ出かける。元気を取り戻したさくらは、古川の伝統行事「三寺まいり」に桂木を誘う。ろうそくのあかりが雪景色を彩る幻想的な夜、さくらは桂木からふいに抱きしめられるのだった…。