さくら(高野志穂)は、東京の祖父母の家で初めての日本のお正月を迎える。はま(中村メイコ)と明るく酒を酌み交わすさくらに、功(小林亜星)は疑いの目を向ける。やがて三が日が過ぎ、さくらの元気がなくなる。さくらは婚約解消で傷ついた心を隠し、折り鶴を作りながら眠れない夜を送っていた。「自分自身にだけは嘘(うそ)をついてはいけない」と功に諭され、初めて自分の心と向かい合ったさくらは、大きく泣き崩れる…。