家庭訪問で古川町を訪ねたさくら(高野志穂)は、町に残る日本的な情緒を楽しんでいるうちに古いたたずまいの和ろうそく屋「沼田屋」を見つける。店先で黙々と和ろうそく作りを続ける孫作(奥村公延)の手際に見とれていたさくらは、その店が沼田大介(江成正元)の家だと分かってあわてて家庭訪問を始める。時間切れのために後日出直すことにするが、さくらは伝統の技や古い作りの家にすっかり魅了されてしまう。