天下分け目の関ヶ原の戦い。戦国の一大決戦の通説が覆る!? 歴史探偵は、航空レーザー測量を実施し、関ヶ原全域の赤色立体地図を作成。石田三成たち西軍が築いたとみられる巨大山城の跡を確認した。敗れたはずの西軍は、鉄壁の防衛網を築き上げ、家康を迎え撃とうとしていたのだ。さらに徹底調査で、関ヶ原のキーマン、小早川秀秋の裏切りの痕跡も発見。両軍の壮絶な神経戦がよみがえる。最新科学で描き出す新説・関ヶ原の戦い。