2004年にスタートした大ヒットドラマ、横溝正史原作・金田一耕助シリーズの第五弾は『悪魔の手毬唄』。 主演はもちろん、稲垣吾郎!『悪魔が来りて笛を吹く』から2年、満を持して待望の新作に臨む。 そして今作も演出は星護。重厚な映像美と独特の世界観で、横溝ワールドの魅力を存分に伝える。 また共演には、平岡祐太、山田優、谷原章介、かたせ梨乃という豪華キャストが居並び、新たな恐怖の物語を紡ぐ。 舞台は奥深い山中の村、鬼首(おにこべ)村。その村に伝わる奇怪な手毬唄の歌詞の通りに、若く美しい乙女たちが次々と殺されていく。やがて、その事件は23年前に起こった未解決の殺人事件を呼び覚ますこととなる。二つの事件を結ぶもの、それは、一人の男の業によって運命を狂わされた悲しき女の情念だった。 前四作の制作スタッフが再び結集して、今作でもミステリーと人間ドラマが見事に融合した横溝世界の神髄を描ききる。緻密なストーリーを壮大なスケール感で描く、新春にふさわしいエンタテイメントだ。