北原三枝(松下奈緒)は石原裕次郎(徳重聡)の素顔を知り、女優を捨て妻として生きることを選ぶ。夫を支えながら映画製作、重なる借金、そして病魔との闘いに愛で挑む。 北原三枝(松下奈緒)はまだ学生だった石原裕次郎(徳重聡)と共演を重ねるうち、自由奔放なスターとなっていく彼の素顔を知る。海外への逃避行のすえ結婚。スター北原三枝を捨て、裕次郎の妻、石原まき子として生きることを選ぶ。石原プロを作り、自ら映画を作るという夢に向かう裕次郎を支えるまき子は、いつもはるか先を見据える夫に寄り添いながら、映画製作の苦難と、重なる借金、そして病魔との闘いに愛を貫き挑んでいく。