中学校教師の彩子(貫地谷しほり)が目覚めると、案内人を名乗る男(上川隆也)が、ここは“さよならの向う側”だと告げる。そして自分が死んだことを思い出した彩子に、最後に会いたい人はいるかと問いかける。即座に息子の優太(小林篤弘)や夫の宏隆(米本学仁)を思い浮かべた彩子だが、会うことができるのはその死をまだ知らない人だけ。彩子は恩師の自宅へ向かう。