ある日、街の外れにある廃プール場で男性の遺体が発見された。街中が騒然とするなか、自称“何もかもが普通”な人生を送る奈緒(森田ひかる)は、学校の図書室でクラスメイトの希莉(齊藤京子)と急接近。法医学や未解決殺人事件の本を手に取るミステリアスな彼女に恐怖と同時に惹かれるものを感じた奈緒は、希莉から「放課後、一緒に行きたいところがあるんだけど」と誘われ──