マーガレット・サッチャーを「鉄の女」と初めて呼んだのはソビエトの機関紙。彼女の強い信念ゆえだ。男性社会だったイギリス議会で初の女性首相となり、戦後、最も長く政権を率いた。目指したのは、勤勉で努力する人が報われる社会。豊かな社会保障費をカット、さらに国有企業の民営化などで小さな政府を目指した。しかし、その政策は次第に格差を生み出していく。今なお評価が分かれる、マーガレット・サッチャーをプロファイル!