南米ペルーの世界遺産、ナスカの地上絵。誰がなぜ、どのようにして描いたのか。遺跡から新たに発掘されたミイラや織物を最新の科学で解析!その秘密に迫る! 今から2千年以上前に描かれた巨大な地上絵。調査によって、地上絵は当時、雨乞いの儀式などに利用され、地上絵の典型的な絵柄の一つであるハチドリは、ナスカの人々にとって再生のシンボルであったことが判明した。さらにナスカのカワチ遺跡から、墓に埋葬された布が発見された。3Dデジタル顕微鏡で布を調べたところ、地上絵と同じ絵柄の刺繍(ししゅう)が見つかった!一体、これは何を意味するのか…。(フランス2018年)