島々の歴史を探る旅シリーズ第一回。八丈島は戦国武将の宇喜多秀家が島流しにされてから江戸時代の流刑地に。死罪より過酷といわれるが流刑者は意外な生き方をしていた。 島々の歴史を探る旅シリーズ。第一回は八丈島。関ヶ原の戦いに敗れた宇喜多秀家が徳川家康により島流しにされてから流刑地になった八丈島。江戸時代におよそ1900人が渡った。生涯を島に閉じ込められる流罪は死罪より過酷とさえいわれるが、流刑者は意外な人生を歩んでいた。宇喜多秀家や最後の流人となった旗本の近藤富蔵が、八丈島の人々に囲まれて生きた姿をたどると、単なる懲らしめではなかった刑罰の実像が見えてくる。