安政6年(1859)10月27日、 日本の夜明けのために命を捧げた一人の男が刑場の露と消えた。 男の名は、吉田松陰。 主催する松下村塾から幕末維新の英雄を数多く輩出した、不世出の指導者である。 自らも大体過激な憂国の士として激動の幕末を駆け抜けたのだが… 家族が証言する素顔の松陰は非常にチャーミング。 九州での遊学を終えた松陰は、大晦日に間に合うよう急ぎ足で帰宅! 理由はお母さんが大好きだったから!? 酒も煙草も好まず、メシのおかずは味噌だけ!? 結婚も断り続けていたという松陰… ストイックに徹していた驚きの理由とは? 松陰は根っからの教え魔! 獄中でも勉強会を開き、松下村塾は24時間いつでも開校! その意外な教育方針とは?