鎌倉で日本初の武家政権・鎌倉幕府を開いた源頼朝。 彼の人生は実に波乱に満ちたものであった。 武士の棟梁の子として生まれるも、罪人として伊豆に流罪に。 そこから何度も命の危機に晒されながらも這い上がり、ついには征夷大将軍にまで上り詰めたのだ。 彼がなぜ、流人から将軍になれたのか? 頼朝の数奇な人生に迫って行く。 平清盛との戦いに父と共に参戦するも敗れ、処刑されるはずだったにも関わらず、何故か伊豆への流罪で済んだ頼朝。 その裏には2人の女性の影が!? 平家打倒を胸に秘めながら20年もの流人生活を過ごした頼朝。 彼はそこから如何にして、挙兵できたのか? 平家滅亡の功労者、弟の義経とまさかの対立。 頼朝が実の弟を死に追い込んだ理由とは?