上方の元締からの仕事の依頼を請け、主水・秀・お歌は一路京へ。京の旅籠に落ち着いた秀は、健気に働く娘・お里と親しくなる。そんな中、同じく京へ辿り着いた京都所司代の次期候補・松倉は、町で偶然お里の顔を見かけて十年前の己が悪事を思い出すのだった。