ある晩主水の同僚同心・岡島が刺殺され、その側で血まみれの匕首を持っていた女が捕えられた。女は岡場所・桔梗屋の女郎・弥生で、以前秀と同じ町内に住んでいた気立ての良い娘。死んだ岡島は、どうやら最近大量に出回っている阿片を追っていたらしいが……。