1年後に迫った東京オリンピック。その出場を、運命づけられた子供たちがいます。 朝飛七海、真実、太陽の3姉弟は、父が館長をつとめる名門柔道場・朝飛道場の子供として生まれました。実は、父も母も柔道家。3姉弟は東京オリンピックへの出場をめざし、柔道づけの毎日を送ります。そこには、朝飛家に秘められたある思いがありました。 「オリンピックに出場する」という祖父からの夢を託された3人の子供たち。姉の七海(当時中2)は、泣き虫で不器用。いつも父にどやされていました。次女の真実(小6)は2年連続小学生チャンピオン!将来の夢は、東京オリンピックの出場です。弟の太陽(小4)はなかなか成長期がこず、悩んでいました。 それぞれに成長していった子供たち。泣いてばかりいた七海は大学生になり、なんと全日本強化選手に選ばれていました。いよいよ、夢にまで見た東京オリンピックが目の前に…!しかし、七海には厳しい試練が待っていたのです。 東京オリンピックへの出場という、運命を背負い続けた朝飛家の6年の記録。 果たして、子供たちの行方はー?