彩(瀧本美織)のプリンに対する彩のあふれんばかりの愛情に心を打たれた慶(岐洲匠)は、彩への愛の証として、自らの遺産を全額彩に相続することを決め、契約書をつくる。 そんなときだった。杏奈(石川恋)が彩に「慶から」と偽ってある書類を渡した。それは――「中絶同意書」。 「慶がこんなことを・・・」ショックを受ける彩に、中絶同意書を自分が作った遺産相続の契約書と勘違いしてサインを頼む慶。彩は混乱し、錯乱する。 そして隼人(時任勇気)は、彩が一度流産しかけたことを慶に明かす。「今までの自分はあいつを傷つけてばかりだった。しかし、今は違う!」と自分の気持ちを話す慶。 しかし隼人は、慶が知らない彩の真実を話す。それは、慶が誕生日にもらった高級ペンのこと。そのペンは杏奈からではなく、実は彩からのプレゼントだった。しかも亡き父の形見のネックレスを売って買ったものだった。 彩がどんなときでも自分を想ってくれたことを痛感する慶。彩のもとへと飛び出す!「どうして遺産相続の書類にサインしないのか!」彩に叫ぶ慶。絶対にサインするのを拒絶する彩。 動揺し、慶から逃げるように彩は路上へと飛び出した。その時だった。一台の車が、彩に襲い掛かった。