今回は人が暮らす世界遺産を巡る特集。氷河から火山まで、それぞれの環境に合わせた伝統の生活が、そこにある。アフリカ・エチオピアでは、コンソの村の段々畑とキノコ形の家々が世界遺産になっている。村には一風変わった食習慣がある。リゾートとして人気のバリ島では、棚田と水路網が世界遺産になっている。元々は火山の溶岩大地だった島を、人々が1000年かけて美しい棚田に変えてきた。そこに根付く人の営みとは?