クロアチアのドゥブロヴニク旧市街は「アドリア海の真珠」とも呼ばれる、絶景の都市。海洋国家ヴェネツィアやオスマントルコとの海上交易によって16世紀に最盛期を迎えた。一周わずか2kmほどの小さな町だが、海側から山側まで、ぐるりと囲まれ、入り口は4つに限られている。紺碧の海に臨む、赤い屋根の町。「ドゥブロヴニクを見ずして、天国を語るなかれ」と謳われる美しい都市だ。