古代ローマの地方都市ポンペイは、2000年前、きらびやかな文化、そして栄華を誇っていました。 ナポリ湾に近く交易で栄え、ローマをしのぐ町でした。整然と張り巡らされた碁盤目状の通りと、インフラ技術による驚くべき都市計画。そこで、人々は、ワインと美食に明け暮れる、享楽の日々を送っていました。 しかし、西暦79年、町の北西に位置するヴェスヴィオ山の巨大噴火により、ポンペイは灰の下に埋もれてしまったのです。