古くから文明が栄えてきたメキシコの中央高原。約1300年前、標高1300mほどの山の上に築かれたのが、古代都市ソチカルコだ。山頂付近を平らに整地して様々な建築が造られた。山の麓には畑が広がり、約1万人が暮す都市国家だったと考えられている。遺跡には「大ピラミッド」と呼ばれる神殿もそびえている。なぜ天空の都市は造られたのか、その謎に迫る。