ヒマラヤ山脈の南側に広がるカトマンズ盆地には、かつて3つの王国があり、競い合うように王宮や寺院を建造した。2015年この地を襲った大地震により、多くの歴史的建造物が損壊。9年後の今年、訪れてみると古都は美しくよみがえっていた。古都を飾るのは、木とレンガでできた特有の伝統的建造物。これらを作り出したのは、カトマンズ盆地に古くから住むネワール族で、今もその匠の技が引き継がれている。