天保11年(1840年)薩摩の国。西郷小吉(渡邉蒼)は、大久保正助(石川樹)ら町内の仲間と学問や剣術を切磋琢磨(せっさたくま)する日々を過ごしていた。「妙円寺詣(まい)り」という藩最大の行事で小吉たちは一番乗りで寺に到着。褒美をもらい薩摩藩の世継ぎである島津斉彬(渡辺謙)と運命的な出会いをするが、小吉らに恨みを持った他の町の少年から刀で肩口を切られ、小吉は二度と剣が振れなくなってしまう。