江戸一番のワンダーランド「浅草」。浅草寺の観音さまを中心に、浅草神社、雷門、それから、連なる赤提灯、演芸場に成人向けの映画館…。聖と俗、信仰と娯楽が混ざり合って共存し、威勢の良い江戸っ子がかっ歩する。
その浅草の熱気が一年で一番高まるのが「三社祭」。その昔隅田川から観音さま(仏)を引き上げたという三社さま(神)をまつる、神さまと仏さま一緒になった浅草らしいお祭りだ。特に今年は祭りが始まって700年という記念の年。昨年は震災の影響で中止になったこともあって、江戸っ子たちの盛り上がりはかつてない。
ストリップ小屋でお笑い芸をみがいた芸人さんや、人情あふれる飲み屋のおかみさん、70代の野球小僧たち、それぞれが人生を謳歌する浅草。春先から5月の三社祭りまで、祭り囃子に血が騒ぐ江戸っ子の心意気を描く。
<オムニバス項目(抜粋)>
●浅草の原点「舟渡御」復活!
浅草の観音さまは、628年隅田川の漁師の網の中に一体の尊像として現れたことに始まる。三社祭はこれにまつわる三人(漁師の浜成(はまなり)・竹成(たけなり)、土地の有力者土師中知(はじのなかとも))を三社さまとして崇める祭り。もともとは神輿を舟に載せ、隅田川を渡御(とぎょ)する「舟祭り」だった。氏子たちの強い思いから、斉行700年にあたる今年、舟渡御が復活。
●浅草の中心「観音さま」
浅草寺は24の支院が支える聖観音宗の総本山。観音とは「音を観る」仏のこと。「音」とは人々の声なき声のこと。苦しみや願いをすべて受け入れる、それが浅草の観音さま。
●「お笑いの東大」
かつて浅草のストリッ
江戸一番のワンダーランド「浅草」。浅草寺の観音さまを中心に、浅草神社、雷門、それから、連なる赤提灯、演芸場に成人向けの映画館…。聖と俗、信仰と娯楽が混ざり合って共存し、威勢の良い江戸っ子がかっ歩する。
その浅草の熱気が一年で一番高まるのが「三社祭」。その昔隅田川から観音さま(仏)を引き上げたという三社さま(神)をまつる、神さまと仏さま一緒になった浅草らしいお祭りだ。特に今年は祭りが始まって700年という記念の年。昨年は震災の影響で中止になったこともあって、江戸っ子たちの盛り上がりはかつてない。
ストリップ小屋でお笑い芸をみがいた芸人さんや、人情あふれる飲み屋のおかみさん、70代の野球小僧たち、それぞれが人生を謳歌する浅草。春先から5月の三社祭りまで、祭り囃子に血が騒ぐ江戸っ子の心意気を描く。
<オムニバス項目(抜粋)>
●浅草の原点「舟渡御」復活!
浅草の観音さまは、628年隅田川の漁師の網の中に一体の尊像として現れたことに始まる。三社祭はこれにまつわる三人(漁師の浜成(はまなり)・竹成(たけなり)、土地の有力者土師中知(はじのなかとも))を三社さまとして崇める祭り。もともとは神輿を舟に載せ、隅田川を渡御(とぎょ)する「舟祭り」だった。氏子たちの強い思いから、斉行700年にあたる今年、舟渡御が復活。
●浅草の中心「観音さま」
浅草寺は24の支院が支える聖観音宗の総本山。観音とは「音を観る」仏のこと。「音」とは人々の声なき声のこと。苦しみや願いをすべて受け入れる、それが浅草の観音さま。
●「お笑いの東大」
かつて浅草のストリッ