今回の新日本風土記は夜の東京の物語。 一日1500万人が行き来するといわれる街「東京」。 日が暮れて、夜になると東京はひときわ輝きを増す時間を迎えます。 文明開化以来、日本人は東京の夜を光で照らし、昼とは違う夜だけの空間で大切な時間を過ごしてきました。 男女の愛を優しく見守る老タクシードライバー、裸電球の灯りの下で育まれる酔客たちの絆、都市の躍動感を光で演出するライティングデザイナー、電飾の眩しさに情熱をたぎらせた集団就職の元少年、ひと夜の出来事をきっかけにメジャーデビューを目指して歌うK-popグループなど、人々の夢と希望・葛藤が交錯する大都会「東京」の昼間とは違った顔を訪ねます。 【主な取材地】 ・新宿思い出横丁 ・歌舞伎町 ・表参道 ・新大久保 ・六本木ヒルズ ・東京タワー ほか