西陣は、京都市上京区から北区にわたる地域の名称で、一般に西陣織など織物産業が集中する地域を指します。「西陣」の名は応仁の乱で西軍総大将である山名宗全が堀川よりも西に陣をおいたとされたことが由来。それ以来、大名の庇護のもと、絹織物産業が数百年にわたり栄えてきました。 今回はそんな西陣を歩き、聞こえてくる機織りの音に歴史のロマンを馳せます。 西陣を歩くと、古い町屋から聞こえてくる「機織りの音」。今回はこの「西陣・機織りの音」をテーマにAKB48の横山由依さんが西陣の機織り職人を訪ね、明治時代から呉服商を営んでいた京町家で西陣の文化を感じます。 また、かつては西陣の代表的な呉服商として栄え、今は「西陣くらしの美術館」として京町家のくらしを後世に残す「冨田屋」では、西陣織の着物を試着し、着物でお茶を頂くなど、京都の風情をたっぷりと堪能します。