別名:伝染病の猛威。ムン淑媛の振る舞いは暎嬪イ氏や大妃の反感を呼ぶが、英祖にはそれが若さへの妬みに思え、宮中内に不和の兆しが生まれる。折から、はしかが猛威を振るい、和協王女が死亡。王女を憎んだ英祖は、自責の念に駆られる。世子や世子妃、更には元孫まで病に倒れるが、ほどなく回復、事なきを得る。しかし、世子は、病床で発したハン尚宮を呼ぶうわごとを見舞いに来た英祖に聞かれたのではと思い悩む。不安は次第に世子の精神を侵し始める。