ルーチェでの過酷な仕事による不規則な生活、睡眠不足、そしてストレス。心も身体もどん底まで落ちてしまった青子(佐々木希)は産婦人科の診療室で「膣にカビが生えている」という死ぬほど恥ずかしい診断結果を告げられた。青子はルーチェを辞めたかわりに命を取り留めたのであった。「失って思い知った。健康であるってなんて贅沢な事なんだろう」と青子は、思うのであった。
2週間後の大晦日。ようやく電車に乗れるようになった青子はリハビリを兼ねて、秋田の実家に帰省することに。宝池家では母、鞠子(多岐川裕美)や妹、紅子(外岡えりか)に「膣にカビが生えているんだからゆっくりしていなさい」と、デリカシーのないことを言われ、一家の笑われ者となって正月を迎えるのであった。