青子(佐々木希)は、今日は『脇の日』だと気付き除毛しようとしていると、携帯に姥貝智春(渡部豪太)からメールが届く。姥貝からのメールはハッピーバースデーの着メロ付きの2週間遅れのバースデーメールだった。
そもそも思い返せば、1ヶ月前、秋田のカフェのウェイティングバーで、予備校の後輩であった姥貝を偶然見かけたのがきっかけだった。姥貝は、昼は画塾や画廊でアルバイトをし、夜はバーテンダーとして働いているようだった。今度、東京で飲もうとアドレス交換したのがきっかけでバースデーメールが届いたわけだが、青子は、偶然が生み出した運命の出会いかもしれないと思いはじめていた。