巨大なカジキと老人の壮絶な死闘。人間社会とは一切隔絶した大海原の中での老人サンチアゴの闘いを通して、私たち文明人が見失ってしまった大自然との向き合い方を学ぶ。 不漁にもくじけず一人小船を操って沖へ出る老人サンチアゴ。圧倒的な孤独の中で彼は大いなる自然と向き合い続ける。そこに、大海原の主ともいえる巨大なカジキが現れる。知力と体力の限りを尽くしたカジキとの死闘を支えたのは、常に心の中にあった、友人マノーリン少年の存在だった。第一回は、人間社会とは一切隔絶した大海原の中での老人サンチャゴの闘いを通して、私たち文明人が見失ってしまった大自然との向き合い方を学ぶ。