思春期を迎えたアンネは、自分を子ども扱いする大人に腹を立て、衝突を繰り返すようになる。そのいらだちを受け止めたのは日記だった。第2回は思春期の揺れる心を描く。 思春期を迎えたアンネは、自分を子ども扱いする大人に腹を立て、衝突を繰り返すようになる。そこで父は、アンネが日記を思う存分書けるよう環境を整えた。傷つきやすいアンネの心を守ろうとしたのである。アンネは、日記を書くことに大きな自由を見いだし、思いのたけをぶつけた。アンネは、日記によって大人たちとの葛藤を受け止めていったのだ。第2回は、思春期のいらだちとそれを見守る親の気持ちについて考える。