王子は飛行士にこれまでの旅を語り始める。ある日、王子の星にバラが咲いた。王子はバラを愛していたが、2人の仲はこじれるばかりだった。一体、何がいけなかったのか… 王子は飛行士にこれまでの旅を語り始める。ある日、王子の星にバラが咲いた。バラを見たのは初めてだった王子は感激して世話をするが、バラは強気で王子につれなかった。実はバラは、王子への愛を素直に表せなかったのである。王子は傷つき、星々を巡る旅に出る。そこには自己中心的な欲望にとらわれた大人たちがいた。王子はそうした大人たちとの出会いを通し成長する。そしてバラに対する思いも、大きく変わっていくのだった。