マネジメントエッセンシャル版に日本の読者へのメッセージが記されている。大きな危機にある今、私たちはどうすればいいのか、ドラッカーの残したメッセージの意味を考える 2005年11月、ピーター・ドラッカーは亡くなった。2001年出版、マネジメントエッセンシャル版には、日本の読者に向け、こんなメッセージが記されている。「マネジメントの原則は、変わらざるもの、変わりえないものである。一人一人が自らの前にある機会と挑戦は何か、自らの拠所(よりどころ)、指針とすべき基本と原則は何かを考えていただきたい」。「もしドラ」作者・岩崎夏海さんを招き、ドラッカーの真意を探る。