家族からの信頼を勝ち取る為に、御子神さんを腹いっぱい食べさせる為に、間瀬垣(カンニング竹山)は嫌味な後輩の沼尻(甲本雅裕)の車の助手席に乗っていた。 稼ぎ頭の沼尻の営業テクを学ぶ為だ。沼尻の運転は異常に荒いがムダが無く、完全にドライビングマシーンと化していた。 タクシープールに停車し、沼尻が車を離れた時、他社のタクシードライバーから声をかけられる間瀬垣。その男曰く「沼尻はどこかのヤバイ組織に追われている、だからあんなに稼ぐ必要があるんだ」と聞かされる。途端に恐れおののく間瀬垣は、その後沼尻とどう接していいか分からなくなる。そんな時、上客の予約が入り急行する沼尻。乗ってきたのはかつて間瀬垣が教員時代に一度だけ見た事がある、百足市の教育長とその愛人だった…