すっかり御子神さんに夢中になってしまった間瀬垣(カンニング竹山)。出番の日は必ず御子神さんがいる土管公園に立ち寄るようになっていた。今日も公園に立ち寄るが、御子神さんの姿は無い。仕方なくタクシーの中で仮眠をとっていた間瀬垣が何やら重苦しさに目を覚ますと、その腹の上には御子神さんがボテっと寝ていた。びっくりして起きる間瀬垣に、追い討ちをかけるように女性客が乗り込んできた。あわてて御子神さんを助手席に隠し、仕方なく猫連れで発車した。女性は自分の子供と待ち合わせているようだ。その声のトーンにただならぬ空気を感じた間瀬垣はいつものように「無視」することにした。人とコミュニケーションするのは苦手だった。そんな時、御子神さんが後部座席に移動していってしまう…