西暦500年代後半、日本に優れたリーダーが登場しました。その人物とは聖徳太子、本名は厩戸皇子。聖徳太子の最も大きな業績のひとつともいえる「十七条憲法」には、おだやかで勤勉な人格が求められています。「和をもって貴しとし…」は日本人の代表的なイメージですね。聖徳太子の死後、蘇我氏が台頭する時代が来ました。ここで日本初といえるクーデターが起きました。これは古代日本史の一大事です。