「さいは投げられた」の決めゼリフで有名なユリウス・カエサル(ジュリアス・シーザー)は元老院と対立し、禁止されていたルビコン川を渡りました。「ルビコンの決断」は現代、後戻りが出来ないほどの大きな決断の例えに使われています。権力を奪い取ったユリウスはその後、エジプト制圧へ向かい、クレオパトラと出会います。これはその後、ハリウッド映画になるような恋愛物語になりました。しかしユリウスの時代は、暗殺によってあっけなく終わってしまったのです。