八百八の名物にもなっている、お金を入れるための竹ザルが盗まれた。そのザルは20年前に死んだ、房総の竹細工の名人に作ってもらった由緒あるザルで、ザルが無くなったことで、熊八はすっかり元気をなくし、店をたたむと言い始める。熊八に元気になってもらおうと思ったみんなは、“航時機”を使って20年前に行き、もう一度名人にザルを作ってもらおうとする。