プーチン政権が2016年の米大統領選挙で仕掛けたとされる盗聴・サイバー攻撃、そしてメディアを使った反米キャンペーン… ロシア指導者の実像と、政治外交観に迫る。 プーチン大統領の就任以来の足跡と、アメリカへの猜疑心を高めていった経緯に迫る米PBSの最新作の後編。ソチ五輪を国威発揚につなげたクレムリンだが、足元では大規模なデモが起き、国際舞台では当時の米クリントン国務長官による “ロシア包囲網” に直面する。ロシアの“新皇帝”は、外交や軍事力といった“表のパワー”だけでなく、現代の“裏のツール”を使って、母国を「偉大なる国家」にしようとしているのか!?