2002年(平成14年)、世界最強と称された登山家・山野井泰史は、妻の妙子と共にヒマラヤのギャチュンカンに登頂した後、下山途中に雪崩に襲われ、凍傷で手足の指の多くを失った。登山家として致命的なダメージを負いながら、2人は残った身体機能でトレーニングを積み、2007年(平成19年)、白夜のグリーンランドで標高差1,300メートルの大岩壁に挑んだ。夢を諦めず、限界に挑む姿を記録した感動ドキュメント。 音楽:五木田岳彦 語り:上川隆也