77年前、広島に投下された原子爆弾。軍の主導で、空襲の延焼を防ぐための作業に動員されていた中学生8000人が大きな被害を受けた。今回、NHKは、学校などに保管されていた膨大な資料を入手。そこから6000人もの命が奪われていった実態が明らかになった。子どもたちの“命の記録”から、核兵器がもたらす脅威と、守るべき尊い未来を奪っていく戦争の現実に迫る。