太平洋戦争から80年。歴史の大きなうねりを「個の視点」から「複眼的」に捉え直すシリーズ「新・ドキュメント太平洋戦争」。エゴ・ドキュメントと呼ばれる当時の日記や手記から、戦争の新たな断面に迫る。第1回は「1941・開戦」。後編では最前線の兵士たちの貴重な記録から戦場のリアルを体感し、軍中央や銃後の国民との“温度差”を描きつつ、“開戦”が結果的に戦争長期化につながっていった実態を描き出す。