「日本は銅」というのが大方の予想だった男子体操団体。五輪延期によって金メダルの可能性が高まってきた。中でも10代の橋本大輝がこの1年間で急成長、高難度の技を短期間で習得し体操ニッポンをけん引する存在になったのだ。一方、これまでチームを引っ張ってきた選手たちは若手の猛追で代表の座を脅かされている。若手とベテランがしのぎを削る代表選考レースに完全密着。頂点に挑む“新生”チーム誕生の舞台裏に迫る。