『龍馬暗殺』の隠された真実が今、明らかに! 今年没後150年を迎える、幕末のヒーロー・坂本龍馬。龍馬と言えば、薩長同盟と大政奉還の立役者。だが、その人生のクライマックスは、大政奉還を成しとげた後、暗殺されるまでの最後の30日にあったことが、近年次々と発見されている資料から明らかになってきた。龍馬が目指したのは内戦を避け、平和裏に新たな時代を作ろうとする、幻の「新国家計画」。さらに大胆に推測すれば、この計画こそが、龍馬暗殺の引き金となったかもしれないという「新たな暗殺論」まで浮かび上がってきた。 明治維新後の日本政治の大事な分岐点であったかもしれない大政奉還後の1か月。常に身の危険を感じながらも、命を懸けて闘った知られざる〝龍馬最後の30日〟を、新しく発見された資料を踏まえた大胆な仮説に基づき、スリリングなドラマとして描く。