元日の能登半島地震は、活断層の地震として過去最大規模。木造や鉄筋コンクリート造の建物が数多く倒壊した。科学者は“軟弱地盤”によって揺れが何倍にも増幅された可能性を指摘、耐震基準の考え方を変える必要性を訴える。今、警戒を強めるのが近い将来起こるとされる「首都直下地震」。東京などでは軟弱地盤が広がっていて、建物被害拡大のおそれがあるという。地下に潜むリスクを共有、命を守るために必要な備えを探る。